3歳児男児との会話

2013年10月09日

 長い間お休みさせていただきました。心機一転、子どもたちとの日々の保育の中での関わりをお伝えできればと思っています。 
 みやび保育園も今年で10年を迎えました。定員60名からスタートしたのですが、90名になり、110名になり、今年の10月1日から158名の大所帯になりました。0,1歳クラスが新しい分園へ移りました。待機児童解消のためもあり、各クラスとも5~6名の増員となりました。スペースの確保のため、改築工事も10月中旬から始まりますので、保護者の皆様や子どもたちにもご迷惑をかけることになります。ご理解とご協力をお願いいたします。尚、子どもたちの安全確保には十分な配慮を行います。
 さて、今朝の出来事ですが、保育園は月1回の弁当会があります。その日は、一段と笑顔がこぼれ、元気いっぱいに登園してくれます。登園したばかりの3歳児男児のSくん、朝から「早くお弁当食べたい」と訴えて、保育士は近くにいた私に朝ごはんも食べたそうですが「お弁当今、食べたいそうです」と困り顔で話しました。
私・・・・・Sくんお弁当食べたいの?
Sくん・・・うん だって食べたいのに・・・。
私・・・・・そう 食べたいよね。Sくんのお母さんの作ったお弁当、とても美味しいのでしょうね。園長先生も、早起きしておいしい弁当を作ってきたので、早く食べたいと思っていたよ。Sくんと同じだね。
Sくん・・・・うん、笑顔いっぱいになった。
私・・・・・・・でもね。先生も早く食べたいけれど、お友達と一緒に食べようと思って、もう少し我慢したいが、Sくんも少しがまんできるかなあ・・・。
Sくん・・・うん。いいよ!(好きな遊びに入っていく)
 Sくんは、一瞬お弁当が脳裏をよぎったのでしょうか。Sくんの「今 ここ」を受容し、共感できると子どもは、安心して待てるようになります。言葉そのものを聞くよりも、気持ちに寄り添うことが保育の中で一番大事にしていきたい所であります。生活の中で小さな喜びをたくさん作ってやれるといいですね。



Posted by hoikuen_miyabi at 17:57│Comments(0)
 
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