今朝のできごと

2011年06月09日

 年中クラスのBちゃんは、並ぶのにどうしても一番になりたいと駄々をこねていた。これから屋上で遊ぼうとした矢先でお友達も困っていた。Bちゃんは保育士の足にまとわりついて泣いたまま。保育士が優しく話しかけても全く聞き入れてくれない。担任はルールを守ってもらいたいのでBちゃんの欲求は認めなかった。他の保育士にBちゃんを預けて子ども達を屋上へと連れて行った。置いてきぼりにされたBちゃんは怒りを全身で表し泣き続けている。しばらくその様子を見ていた私は、泣き止んだところへ声をかけた。(自分の力で泣き止んでくれたことを認めながら)
私・・・はじめは少し泣いたけど、要我慢できたね。すごいね。Bちゃんは1番になりたかったのね。(うん)そうか、1番になりたかんたんだね(うん)でもね、他のお友達も(一人一人の名前をあげて)みんな一番になりたいらしいよ、どうする?先生も困っているのよ、どうしたらいいと思う? 良い考えがあったら教えてねと言うと涙を拭きながらうなずいた。Bちゃんお友達は屋上に行ったけど、どうする?
Bちゃん・・・行きたい
私・・・・・行きたいのね。園長先生と行こうね(うん)手をつないで屋上へ、保育士に引き渡すとき、保育士も笑顔で「よく我慢できたね。きまりも守れたね。ありがとう」の言葉に笑顔でお友達の中に入っていった。
 後で、母親にその旨を伝えると不思議だね、1番1番する子ではないけど・・・。○○保育士なら聞いてくれると思ったのではないでしょうか。(Bちゃん4月入所)



Posted by hoikuen_miyabi at 09:59│Comments(0)
 
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