今朝のできごと

2009年09月04日

 4歳のAちゃんとBちゃん2人とも「ママがいい」と泣きながら、抱っこされての登園。私が抱っこしたが4歳からは重くて、Aちゃんに「重たいから座っていい」と聞くとうなずく。座ったままの会話。
私・・・そうよね、ママがいいよね。ママが大好きなAちゃん。
A・・・「ママがいい」としくしく泣く。
私・・・先生もお母さんがいるけどお母さん大好きよ。Aちゃんと同じだね。
Aちゃん・・・黙ったまま
私・・・Aちゃんのママは、Aちゃんの泣き顔と笑顔はどっちが好きなのかなあ・・・。
 しばらくして担任に声をかけてもらい、手をつないで、自ら歩いてお友達の中に入っていった。
 次にBちゃん。泣くときはいつも元気いっぱい泣いての自己主張。クラス担任に声かけされてもただ泣くだけ。私が耳をふさいで声をかける。その時のやりとり。
私・・・Bちゃん、どこか痛いところがあるの?
Bちゃん・・・首を横に振った。
私・・・泣かないときもあるけど、今日はどうしたのかしら、何かあったの?話して欲しいけどね。嫌だったら後ででもいいのよ。(落ち着いてきて目もあわせる)どうしたいの?
Bちゃん・・・ここにいておく(図書室)
私・・・そうか。ここにいたいのね。わかった。
Bちゃん・・・準備された椅子に自ら座る。
私・・・お友達のところへ行きたいときはいっていいからね。ここにいたいだけいていいよ。(5分もしないうちにクラスにもどる)
 毎日の生活では、その日の心模様にもより、良い調子ではない子どもたちもいる。いつもの状態ではない時に、個にあった「言葉」をどのようにかけるかが保育だと思っている。出来事や結果にとらわれずに、「今、ここ」の子どもの気持ちを受け止めることが大切であり、それらの積み重ねが情緒の安定へとつながり、安心した日々を送ることができるのではないでしょうか。



Posted by hoikuen_miyabi at 13:45│Comments(0)
 
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